−パンガン島の旅−





ハドリンのチョッとリッチなバンガローを、うっちと二人で借りた
旅に出る前にタイの事を少し勉強してきた
ガイド書で興味があったトイレの作法だが、ほとんど日本と変わらないのが現状です
しかし、紙は流してはいけません。。


うっち率いる自分たちのパーティーを成功させたいなら
ここで、DJとしての名前を売れ!
とパンガンの日本人師匠かつみさんに言われた
名前を売るってどうするのか? 飛び込みでDJやらせてもらうのです!
毎日、ビーチで音を出してるのが“VINYL”と“ZOOM”
この2軒のクラブに行ってみた
この隣接された2軒のクラブのどちらに行くか、うっちと検討して
自分たちの音と似てるZOOMに決めた
DJやらせて欲しいとスタッフに伝えると明日来いと言われ出直す事に・・

1月15日
CDとヘッドホンを持ってZOOMに行くとオーディションをすると言われる
考えてみりゃ当たり前だが、一気に緊張が高まる
2階に上るとスタッフルームに練習用の機材があった
耳の肥えたスタッフ4人の前でオーディション
うっちは簡単に3曲繋ぎ楽勝
オレ、初プレイ・・ 緊張しながら何とか3曲繋ぐとCD見せろと言われた
どうやら、選曲は気に入ってくれたようだがDJ初心者であるとはバレた?
隣のヴァイナルです
ボロボロの練習機です(笑) スタッフルームで・・・

タイ語交じりの英語で、うっちが話してる
うっちは問題ないだろうが、オレはダメか?と思ったが一応合格。
滞在中、週に2回プレイさせてもらえる事になった 正直、ホッとした。
ズームのオーディションに合格した事を、かつみさんに報告に行くと
明日バックヤードでパーティーがあるのでプレイしろと言われた


1月16日
伝統と伝説のクラブ、バックヤード
このクラブはビーチから歩いて行ける距離の山にある
この日のパーティーは、ある有名人のバースデーパーティー
かつみさんは言う・・
ここはビーチとは音の好みが違う 客待ちの早い時間の様子見て選曲考えてね
ガ〜ゴは最後の2時間頼むね あと、パーティー壊さないように頼むよ・・・ と言われても(汗)

夕方からパーティーは始まった

出番は最後・・ 12時間後くらいが出番か? 先発隊のプレイを真剣に聴く
オレ初DJですよ 最後の2時間は重過ぎる・・・ 12歳のDJの彼も余裕の表情

すぐに悲劇は訪れた
時間早いから、うっちと二人で軽くアタリ付けてよと言われ行き成りの出番
うっちと二人でDJブースに入る
ガ〜ゴとうっちの選曲は溜めのあるサイケだがウケが悪い?
ここで下手したら自分たちのパーティー出来ませんよ と、うっちの言葉にもビビル
実はCDケースの中身はガラ空き 本番に使う曲を今使ったら後がないと思っていたら
このまま後、1時間半ほど二人で頼むと言われるが1時間半の後に2時間?
二人の迷った選曲は、すぐに客に見破られた  オレ、もう無理です・・ と言う前に客からのクレーム。。
DJブースの中に居る事が怖かった 下手したら殺されるかも・・
この客を相手に、どんな音出せばいいのさ?  ・・・二人降板。。
誕生日パーティーで申し訳ないと思いつつ真剣にオチタ
その後、ガ〜ゴの出番は来なかった



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